先日のお父さんと遊ぶ日には沢山のお父様方にご参加いただきありがとうございました。
お子さんたちが、嬉しそうに(少し照れた様な人もいましたが)、
自分の好きな遊び、場所、人を伝えるようにお父さんたちと遊んでいる姿に、
胸がほっこりと温かくなりました。
また1月末の小さな音楽会にも、たくさんの保護者の皆様、
また、おじいさま、おばあさまにもお越しいただきありがとうございました。
経験するということは本当にすごいですね。
練習も素敵でしたが、あの日のこひつじさんは今までで一番!というくらい素敵でした♪
どのおこさんも舞台に上がり、そのおこさんの最高の演奏ができたのがとても嬉しかったです!
おこさんたちの話では、「からふるぽっけ」さんの動画をその後もおうちで楽しんでいるとのこと。音楽ってやっぱりいいですね!!
さて、今月は「信じて見守る」という想いを教師たちのカリキュラムの中で話しました。
「信じて見守る」
とても大切だけど、とても難しい・・・なかなか忍耐のいることです。
わが子が幼稚園に行き渋りをしているとき、友達とけんかをして相手を傷つけてしまったとき、
やたらめったら廃品で作ったものや色水を持ち帰ってくるときなど・・・
親が不安になったり、心配になること、困ることが起こると、
「これがずっと続いたらどうしよう・・・」とひどく心配になったり、
ついどうにかしたくなってしまったり、叱ってしまうこともあると思います。
(私も子どもたちが幼稚園時代はかなり心配性で言葉の多いお母さんだったと反省しました。特に上の子の時は(^^;)
でも、親が心配すればするほど、どうにかしようとすればするほど、そのことは長引くし、ひどくなるように思います。
子どもだって、天使ではありません。意地悪なことをしたり、自分勝手な振る舞いをしてしまう。
そのこと自体を否定され、良い自分しか受け入れてもらえなかったら、どんなに苦しいでしょうか。
親は「ずっとこのままなのでは」と思ってしまうかもしれないけれど、そんなことはありません。
今の姿をありのまま受け止めてもらって、大切にしてもらった人は、
周りの人を受け止めて、大切にできる大人になるんだと私は信じています。
「おうちに持って帰るとママに捨てられちゃうから」とロッカーに大切なものをしまい込んでいるお子さんに、
「そうなんだね、どうしたらいいかママと相談してごらん」とお話しています。
もし、大量の作品や色水にお困りでしたら、おこさんと話し合ってみてください。
まだ小さい人達ですが、しっかりと考える力、感じる力がある人達です。
きっとどうしたらいいか一緒に考えてくれると思います。
けんかをして来たとき、行き渋りのある時は、「今が人生の学びの時なんだ!」「今、しておけば大丈夫!」と思って、
「どんな気持ちなのかな?」と思いを寄せ、お子さんたちを大きな愛で包んで、安心させてあげてほしいなと思います。
愛で満たされている、安心している人が、不安な気持ちや負の気持ちが少ないのは大人も子どもも同じだなと感じます。
お子さんを信じることは自分を信じること。
どうかご自分にも「だいじょうぶ!」の言葉をあげてくださいね。