園だよりから

2024年10月の園だよりから

ようやく暑さが収まり安心して外遊びができるようになりました。
8月の間は連日のように熱中症警戒アラートが出て室内遊びを工夫する毎日でした。
園庭で砂・水や虫と関わり、走ったり登ったり飛び降りたりして
体を自然に動かして遊べる素晴らしさを改めて思っています。

10月は頌和の運動会プレイデーがあります。
数十年前になぜ運動会をするのか、お子さん達とどのような運動会をやりたいと考えているのかを
職員間で話し合ったことがありました。
速さを競いたいのか、綺麗にそろっているダンスを見せたいのか、もしそうなら何故?
いろいろ意見を出し合いました。
一番を褒め、指先までそろっているダンスを教えた経験から
その事がお子さん達に退屈で我慢を強いる時間になることはわかっていました。
話し合っていく中で、お子さん達の育つ力、やりたいという意欲を大切に、
一人ひとりのペースで挑戦できることをベースに運動会を考えたいという思いになり
名称も思いを反映して運動会からプレイデーになりました。

人と比べてどれだけ素晴らしいかではなく、プレイデーでやる事にどのようにして取り組み
当日そのお子さんの力が発揮されたかが大切で素晴らしいのです。
十人十色と言いますが、まさに十通りの歩みがあり成長があります。
最初は見ているだけからスタートし、少しずつ手をだすお子さん、繰り返し挑戦してスキルを上げていくお子さん、
難なくクリアして自分で新たな挑戦を考えるお子さん、本当に様々です。
その中で。お子さん同士教え合ったり、励まし合ったりする姿も見られ、いいなと思います。
わたしは、体育あそびで一人ずつ名前を呼ばれてスタートする姿に毎年感動します。
自信と決断が見て取れる瞬間だなと思うからです。
どうぞプレイデー楽しみにしていてください。そして、当日までのお子さんの歩みを共に喜びあいましょう。

プレイデーまで園内がそれだけになってしまうわけではありません。日常の暮らし遊びもあります。
先日の思春期の会で、お子さん達の思いを叶えるべく
親御さんとして応援できる部分は協力を惜しまないお話しを沢山伺いました。
コーナー保育を準備し、お子さん達がやってみたいと思ったら参加できることを丁寧に準備したいと改めて思っています。

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