ある日のこと、A君が手首にすずらんテープを巻きつけて、レンジャーごっこを始めると、
同じように巻いてみたくなって事務室にもらいに行くお子さんが現れ、、、
また、そのお子さんのつけてきた様子を見て「〇〇もつけたい!」と大人に発信をしてくるお子さんも出てきて。
なんとも華やか☆同じように巻いてみんな満足そう!
いい笑顔がはじけています!
今迄なかなか「これがしたい」「欲しい」と言えなかったBくんもうずうず、、、「どこでもらえるの?」
するとCちゃんが「こっちでもらえるよ!」とB君を案内。
実はこのCちゃんも、ついこの間まで担任にしかすずらんテープをもらうことができずにいたのです!
ある時おりーぶのお姉さんがことりの部屋に遊びに来ていました。
Cちゃんが「(すずらん)テープが欲しい!」と私に言うと、そのおりーぶさんが
「一緒に行ってあげるよ!!」とCちゃんを誘ってくれたのです。
最初は首をフルフルと横に振っていたCちゃん。「だいじょうぶだよ~、一緒に行こう!」とお姉さん。
「ここは!」と思って私も、「▲▲くんのくるくる剣作ったら私も行くから、(お姉さんと)行っておいで~」と言うと
2人は事務室へ、、、
そして、私が行く前に「もらえたよ~!!」と2人でニコニコ帰ってきたのでした。
その日から自分だけでもすずらんテープがもらえるようになったCちゃん!
そして今度は自分がB君の案内をしているのです!
見て、感じて、心を動かして、日々成長していくお子さんたちの力は本当にすごいですね!
最近はそれぞれの地が出てきて、ケンカや衝突も出てきました!
「いいぞ!ケンカは学びの時!」と思う反面、
悪気のない中にも人を傷つける言葉や行動が出てきたり、理不尽ないじわるがみられることもあるので、
大人はしっかりと見守って、「これは!!」という時には、「それはしてほしくない」
「そんな風に言われたら悲しい」という想いは伝えなくては!と思っています。
ケンカが起っている時というのは、本人たちはもちろん、周りでみているお子さんたちも沢山心を動かしています。
その時の大人の言葉や向き合い方の影響はとても大きいと感じるのです。
お子さんたちは見ている!感じている!!
その瞳に、、、心に、、、真剣に向き合う大人でいたいと思います!